2024/01/13 17:27

先日投稿した動画の内容について、動画内では全部説明しきれていなかったので、補足説明をしてみようと思います。


まず葉面散布という施肥の仕方ですが、これは農業等では既に取り入れ始められている方法のようです。
そのメリットとしては
①根から吸収するより即効性がある
②根が弱っていても吸収できる
③必要な鉢に必要な分だけ施肥できる
があります。良い所だらけ?ですよね

ただその代わりに
①置き肥と違い、すぐに効果が切れるので定期的に散布する必要がある
②根からの方が吸収量が多い
という点があるそうです。
正確な数値が分からないので、具体的に記載出来ませんがそうらしいです。

定期的に散布という点に関しては5000倍を4〜5日に1回が良く、葉の表面よりも裏の方が吸収率が高いので全体に散布するのが良さそうです。
※参考の動画
https://youtu.be/PRu9rex1KCI?si=AhFzBOPtNIQrMgaD

効果の程はというと、
春から置き肥と葉面散布を行ったら、松の葉が例年よりも長くなったという結果が得られました。
これはイカンと思い、秋からは葉面散布のみで施肥を行いました。これにより春からの芽吹きがどうなるのか楽しみですね。

肥料が足らずに元気よく芽吹かないなら、置き肥を少し足すか、もしくは葉面散布の回数や濃度を調整してみます。

他の樹種に関しては、置き肥+葉面散布でも葉面散布のみでも違いはなかったです。Twitter上では真柏に葉面散布をしたところ、杉葉がやたらと出たという投稿もありました。うちではその症状は出なかったので、どこに違いがあるのかは要検証ですね。

動画内でも話したことですが、施肥方法を置き肥から葉面散布に変える事によって、木が吸収出来なかった肥料分が土中に残る事を減らし、有機物が少なくなることにより、放線菌や藻類が出て来づらくなるといいなと思っています。

アレが増えると幹が変な風に黒くなるから嫌なんだよねー(笑)